第一子保活と職場復帰についてのアンケート②「復帰時期を決めた背景、保育施設について」#女性医師の保活 #女性医師の子育て #女性医師のキャリア

JOYふる研究所
JOYちゃん
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2023/11/13-18、XとLINE オープンチャットで告知しアンケートを実施しました。

短期間の実施にも関わらず多くの方にご回答をいただきありがとうございます!

アンケート結果を集計・公開するとともに、インスタライブで結果についてお話していきます!

ご期待ください。
「第一子保活と職場復帰についてのアンケート①」では、アンケート回答者の医歴や居住地域、産前産後の勤務施設や勤務形態(時短/ フルタイム)について検討しました。
今回は復帰時期や保育施設についてです!

「復帰時期を決めた理由」
育休の長短に関わらず、その時期に決めた理由を複数選択可で選んでもらいました。
最多は「キャリア、スキル中断への恐れ」22%、次いで「保活のため」19%でした。
「初期研修や専門医受験資格による休業可能日数制限があった」15%と合わせると、キャリア構築は復帰時期決定にとって大きな要素であることがわかります。また、「職場への配慮、職場からの勧め」16%と、自分が欠員となることへの配慮をしている方も多いことがわかりました。

保活のため、という理由がかなり多かったのは印象的でした。このほか「育休に該当しなかった、収入源の不安」10%と経済的な理由も多くを占めました。「留学帯同のため就業できなかった」という女性医師あるあるな理由、「託児先が見つからなかった」という理由もありました。(この方はその後どうされたのでしょうね…)
反対に、「子供と長く一緒にいたかった」7%、「子育ての不安、身体的な負担軽減」4%などポジティブな理由で復帰時期を決めた方もいました!

「育休取得期間と医歴」
・全体では2-3カ月が最多、次いで4-7カ月で全体の6割を占めました。
・医歴と育休期間はまちまちで一定の傾向を考えるのは難しそう。
・育休3ヶ月未満の割合は
全体, 医学生, 1-2年目, 3-7年目, 8-10年目, 11年目以上で
13.3%, 100%, 100%, 58.6%, 42.8%, 33.3%

育休期間2-3カ月(産後5-6カげつ)で復帰されていた方が最多と、やはり医師の職場復帰は早い傾向にありますね。
今回のアンケート結果では、年次が低いほど早く復帰をする傾向がありました。

「保育施設と地域」
・院内保育が32%と最多
・関東以外で特に院内保育の利用率が高い
・認証保育園、シッター利用による自宅保育は関東に特徴的

地域性がかなり関与している結果になりました。
地方の方が院内保育の充足率が高いのでしょうか?
シッターによる自宅保育は都市部の方が選択肢が広そうですね。認証保育園という、東京都のみの制度もあがりました。

見学した件数は特に一定の傾向は見出せませんでしたが…アンケート結果からは、限られた時間の中で精一杯右往左往したり、逆に選択肢がなさすぎて他の方法を模索するなど、みなさんの姿が感じられました。

いかがでしたでしょうか?
このテーマ「第一子保活と職場復帰についてのアンケート②」の内容については2023/ 12/ 25(月) 5:30ーのインスタライブで取り上げます。是非ご視聴くださいね!

ご意見や感想はコメント欄やInstagramのコメントから是非お願いいたします!

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